17 Jan オープンウォーター講習 ~スタンダード4日間

こんにちは!よしです。 今回は、先日開催したオープンウォーター認定講習の4日間のコースをご紹介します。 このコースは事前学習等無しで、学科講習、プール実習そして海洋実習の全てをバリで行うものです。 このコース日程は時間に余裕がありますので、じっくり勉強&実習できますから一番おすすめのコースです。 講習カリキュラム 学科パート:全5セクション、潜水計画&学科試験 限定水域ダイブ(プール):水中能力評価&全5セクション 海洋実習:4ダイブ(一日のトレーニングダイブは最多で3本まで) 講習スケジュール (スケジュールは生徒ダイバーの進捗状況により変更する場合もあります) 1日目:学科講習(学科パート1~3&クイズ)&プール実習(限定水域ダイブ1~3) 2日目:学科講習(学科パート4~5、潜水計画、クイズ&最終学科試験)&プール実習(限定水域ダイブ4~5) 3日目:海洋実習(2ダイブ)トランベン、アメッドもしくはパダンバイ 4日目:海洋実習(2ダイブ)トランベン、アメッドもしくはパダンバイ 以上のような流れで講習します。それでは実際のコースを見ていきましょう! 1教材(Text book)   こちらが教材です。わくわくしますね。スタンダードのコースでは、インストラクターが解説しながら進めますので、分からないところなどいつでも質問できますよ。 2 水中能力評価 水泳(Water Assessment Swimming)   水中能力評価は2つありまして、一つ目は200m水泳もしくは300mスノーケル(マスク、スノーケル&足ひれ使用)です。 3 水中能力評価 サバイバルフロート (Water Assessment Survival float)   もう一つは10分間サバイバルフロートです。写真の生徒さんのように水面にぷかぷか浮いているだけでOKです。 リラックスすると上手くいきます。プールはブルーシーズン・バリの敷地内にありますよ。 4 器材セットアップ (Equipment set ...

Read More

26 Apr エンリッチドエア・ナイトロックス・コース

通常のエアのタンクで潜るよりエンリッチドエアのタンクで潜るとより深く潜れるって勘違いしてる人も多いでしょう。 通称の空気と比べてナイトロックス・エンリッチドエアは酸素濃度が高く、レクリエーション・ダイビングでは21%から40%の酸素濃度です。 じゃあ、なぜナイトロックス・エンリッチドエアを使うの? ナイトロックス・エンリッチドエアの利点を見てみましょう。 通常の空気を使用するより長く潜れる? はい!これは、正解です。普通の空気より長く潜れます!簡単に言うと普通の空気より窒素が少ないため減圧不要限界が長くなる。 窒素が少ない = 潜水時間が長くなる 水面休息時間が短くなる? 1日に複数のダイビングをする場合、空気と比べるとナイトロックス・エンリッチドエアを使用すると、窒素を吸収する量が少ないので残留窒素という反復潜水時間を短くするものが少ないからです。 吸う窒素が少ない = 窒素負荷が少なくなる = 水面休息時間が短くなる 減圧症になるリスクが減少される? タンク内の酸素の割合が高いため、窒素の吸収が低くくなり、減圧症になるリスクは減少されます。ちゃんとダイブコンピューターをナイトロックスに設定し、指示に従って潜りましょう。   こう言った利点いくつかがありますが、ナイトロックスではより深く潜れません!勘違いしてる人が多いです! 酸素を高圧で使用すると有毒になる事があります。酸素濃度が高いほど、より浅いダイビングをしなくてはなりません。ディープダイブをする際は、普通の空気を使った方がいいでしょう。 ナイトロックス・エンリッチドエアを使用してダイビングするには、Padi Enriched Air Diver のスペシャリティーコースを受ける必要があります。このコースでは、まずナイトロックスでのダイビング理論を学びます。酸素曝露(露出)の管理方法、エンリッチド・エア器材で考慮すべき事などの事を学びます。 このスペシャリティーは、ダイビングは必要ありません。すての知識の復習とテストと実技が終われば、PADIエンリッチドエアダイバーです。 Padi Enriched Air Diverのスペシャリティーコースは、半日で出来るので時間があまりない!って言う人でも出来ちゃいます。 スペシャルオファーで下記のようなパッケージもあります。 ナイトロックス・スペシャルティ&ファンダイビングパッケージ アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー&ナイトロックスSPコース 是非、バリにお越しの際は、エンリッチドエアダイバーになりませんか?

Read More

10 Oct ブルーシーズン・バリのプール

皆様、こんにちは。TOMOKOです。 バリ島はハイシーズンも落ち着き、今日はまった~りとブログを書いております。 アグン山の騒ぎもありますが、南部リゾートはまったく平穏そのまま。何の変化もないので、私の中ではすっかり忘れてしまっているほどです・・・ しかしながら、災害に備えることは重要ですよね。もし噴火が起こった場合、南部でも火山灰くらいは飛んでくることが予想される為、マスクや飲料水、緊急時の連絡先などは押さえておいた方がいいと思います。あとは、パニックにならない様に落ち着いて行動することが最重要ですね。学校とか会社でも年一くらいで避難訓練しているかと思います。 そして、ダイビングでも備えあれば憂いなし。同じ事が言えます。 PADIのOW講習では教科書やDVDを観てある程度の知識を頭に入れてから、限定水域ダイブといって、水泳用プール、または、海などの浅瀬のプールに似た環境で様々なスキルを練習し、海でダイビングをして限定水域で行ったことの応用をしていく行き、段階を踏んでトラブルの対処方法などを学んでいきます。 なので、しっかり講習で行った事が身に付いていれば、水面や水中でなんてことなく落ち着いて対処が出来るはずです。 知識開発 限定水域ダイブ 海洋実習   でも、この工程、かなり長いんですよ。やる事がたくさんあります。特にDVDと限定水域ダイブは長く、時間もかかります。1日で一気に限定水域ダイブを終わらそうとすると、かなり疲れますし、特にOW講習の生徒様たちは全員初心者で慣れない事の連続です。 バリ島では、どこのダイブショップも限定水域ダイブはプールを利用して行うと思いますが、ほとんどのダイブショップはプールを所有しておらず(日系ダイブショップは皆無)大きいダイブセンターのプールをレンタルしているので、ほとんどの場合は1日で何が何でも終わらせなければいけなくなりますが・・・ なんと、幸いな事に!! ブルーシーズン・バリではプールを所有している為、かなり融通が利き、2日に分けて学科と限定水域ダイブを行う事が出来ちゃうんです♪ 日数が限られているので基本的にどこのショップでもコースは詰込み式になってしまいがちですが、この限定水域ダイブを1日で終わらすのか、2日間に分けて行うのかで、体力消耗度や理解度、出来具合にも差が出ることでしょう。 というわけで、ぜひブルーシーズン・バリでオープンウォーターダイバー・コースを受講してみてはいかがでしょうか。 随時1名様から開催可能です。そして、各種スペシャルオファーも行っておりますよ☆   Tomoko Akashi PADI #263099 tomoko@blueseasonbali.com  

Read More

12 Sep ダイビングのライセンスを持っていれば・・・

こんにちは、TOMOKOです! 日本は涼しくなってきましたか? バリ島は南半球なので、今は比較的涼しいのですが、1年を通して気温は30度前後あり、とても温かいです。 9月の連休はマンボウ・シーズン真っ只中のバリ島で、まだまだハイシーズンが続きます。 さて、今日はライセンスをお持ちでない方に向けてです。 というのも、先日ライセンスを取りに来られた方に「ダイビングをやろうと思う人と、やりたくない人に分かれる」「遊園地でジェットコースターに乗ろうと思わない人がいるのと一緒ですよ」と言われまして。。。 私としては、ジェットコースターの様な感覚ではなく、車でドライブすることやハイキングをすることに近いかなと思うのですが・・・ しかし、場所によってはハイキングではなく、トレッキングや富士山に登るような感覚の場所もあるので、自分にあったダイブサイトで潜ることをおすすめしますけど 。 どちらにしても、知らないところに車を運転して行ったり、山登りをして色々な景色を見る感覚です。 そりゃ、はじめはドキドキするでしょうけど、慣れればなんて事はなくなります。 ダイビングのライセンス取得も車の教習所へ行って試験受けて車の免許取るのと同じです。 慣れてくればリラックスして水中世界を鼻唄歌いながら泳ぐわけです。 ・・・実際に鼻唄歌って鼻から息を吐くとマスクはずれますがw  ま、ずれたら戻せはいいだけですけどね。 実際にダイビングのライセンスを持っていて健康であれば一生涯世界中で水中に潜ることができて世界中に友達もできます。せっかくの人生、水中世界を知らないなんて勿体なさ過ぎます! ブルーシーズン・バリは世界最大のスキューバダイビング団体PADIの最高峰、5スター・キャリアデベロップメントセンター(CDC)です。 今年は、初めてのライセンス取得コース(オープンウォーターダイバー・コース)がRp 6,500,000、その上のアドバンスド・オープンウォーターがなんと今年はRp5,000,000! しかも講習なのにバリ島を代表するダイブサイトで潜れちゃいますよ☆ もちろん、料金には講習代、マニュアル代、申請料、必要なレンタル器材、ランチなどが含まれており、普通に日程内で講習が終了すれば追加料金は一切かかりません! OW+AOWコースやファンダイブ+ナイトロックスSPコースなど特別価格プロモーションなども行なっております。 一年中気温の暖かいバリ島でダイビングのライセンスを取得してみてはいかがでしょうか? きっと人生が変わりますよ☆ Tomoko Akashi PADI #263099 tomoko@blueseasonbali.com

Read More

18 Aug ダイビングが上手くなるコース

前回までの中性浮力3部作紹介した中性浮力を磨くコースについてもう少し詳しく説明しときます。 ここで話すのは、PADIのコースです。 PADIとは? PADIは、ダイビングの業界で世界シェア率70%以上の最大ダイビング指導団体です。 他団体のライセンスでもPADI認定と同等のライセンスであることが確認できれば、継続教育コースを受けることができます。世界で最も信頼されているPADIでレベルアップするいいチャンスですよぉ! PADIジャパンのホームページはここをクリック ダイビングスキルの中で、習得するのに最も難しい重要なスキルが、中性浮力です。 以前のブログでも話した通りで、 呼吸による浮力コントロール 中性浮力の取り方 キックの方法 この3つで、ダイビングの基本的な方法の全てです。 これに器材の使い方と組み立て方、バディーシステム、トラブルの回避方法を組み込んだコースが、オープンウォーター・ダイバー・コースです。 この基本的なダイビング方法に絞って、海洋で2本のトレーニングダイブをするコースを紹介します。 ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー・スペシャルティコース このコースは、1日で新しいカードが得られるコースです。 オプションでプールでの練習を組み込むことができます。 プールだと口頭での説明と水中での確認を行いやすいので、海で練習するよりも短時間でかなり上達します。 より理解したい、必要性を感じている、秘密の特訓をしたいという人には、お勧めです。 また、マスタースキューバダイバー(*1)にアップグレードするときのクレジットになります。 中性浮力を理解するといいことがいっぱいあります。 ・ 呼吸が楽になる。 ・ 体を動かさずに中水層に浮けるようになる。 ・ 空気の消費量が減る ・ 生き物や見たいものにより近づけるようになる ・ いい写真が撮れるようになる ・ ダイビングもっと楽しくなる   (*1) マスタースキューバダイバーは、アマチュアダイバー最高ランクの認定です。 プロとして働く予定がない人で、より多くの楽しみ方をしりたい好奇心旺盛なダイバーの認定です。認定条件は、50本以上のダイビング経験とレスキュー以上の認定および5つのスペシャルティコース認定です。 2本のダイビングで行うコース内容 これらの内容に対し事前にスキルの確認をしたいものがあったら、オプションのプール講習を受けたいとダイブセンターに事前連絡することをお勧めします。 ダイブ1 ● 以下のことを注意しながら、ウエイト・システムを組む: 1.PADI“ベーシック・ウエイト・ガイドライン”にしたがって、ウエイト量を見積もる。 2.水中で快適に、しかもしっかりと体に着けられるように、ウエイトの位置ぎめと配分をする。 ● ビジュアライゼーション・テクニックを使ったイメージづくり。 水中での快適な呼吸パターンを確保し、優雅に水中を泳ぐのに、ダイブ前のイメージづくりが役に立つ。 ● 水面での浮力チェック。BCDから空気を抜き、水面で中性浮力になるように、ウエイト量を調整する。 ● ゆっくりと、コントロールされた水底への潜降。必要ならばBCDを使って中性浮力になるよう、浮力調整。 ...

Read More

14 Aug 写真が上手くなりたい!

最近潜ってました。 まあ、ダイバーだから当たり前なんだんだけど… 目の手術から2か月たったんで本格的に海に戻ったって感じです。 そんなわけで、先日トランベンにDUPの講習をしに行ってきました。 DUPとは、 Digital(デジタル) Underwater(アンダー) Photographer(フォトグラファー) の略です。 水中で写真を撮るテクニックを知るいい機会になるのですが、 陸で写真を撮るときにも使えるテクニックがあるので、結構タメになるコースだったりします。 自然環境にやさしくいい写真を撮れるようになってくれると嬉しいですね。       水中で写真を撮ると、光の色が吸収されてしまうので色がきれいに出ません。 海の色が青いのは、光が赤から徐々に吸収されて最後に残る色が青だからです。 それをどう補正して写真を撮るのか? パソコンに落としてからどう補正するのか? 他にも どうすればフォーカスを上手に合わせられるのか? 構図の取り方は? 魚を前から撮る方法は? などなど 疑問に思ている人も多いんじゃないかな? そういうテクニックが分かるようになると思います。 写真1:内臓ストロボ撮影 写真2:ストロボ無しオート撮影 写真3:マニュアルホワイトバランス撮影 上の3枚の写真は、色味が違うのが見えるんじゃないかな? ストロボ撮影が一番きれいなんだけど、コンディションや、撮りたい写真の雰囲気次第では、 ホワイトバランスを取ってストロボを使わない撮影方法もあるんですねぇ。 この講習を受けただけで急に完璧になるかというとそこは、練習を積み重ねる必要があるところです。 一度この講習を受けて、どんなカメラを買うといいのかアドバイスをもらって、自分のカメラを買って、講習で覚えたテクニックを使ってたくさん写真を撮ってほしいと思います。 写真を撮るのが上手くなると、前に行った場所にもう一度行って今度はもっといい写真を撮りたいって思ったりするもんです。 何よりももっとダイビングが面白くなります。 さあ、今年の夏は、カメラをもってダイビングする 記念の年にしよう!

Read More

10 Jul ナイトロックス・スペシャルティ&ファンダイビングお得なパッケージ始めました!

ファンダイビングに、エンリッチド・エア・ナイトロックス・スペシャルティコースを追加したお得なパッケージです。 22%~40%のエンリッチド・エア(ナイトロックス)を使って、ダイビングテクニックをマスターします。充填の際にタンク内の窒素の割合を減らして、酸素の割合を増やしたタンクでダイビングすると、『減圧不要潜水時間』(ノンストップ・リミット)がグ~ンと長くなり、窒素にさらされる割合が少ないので減圧症のリスク軽減から医学界も推奨しています。   学科講習はEラーニングにて行うため、バリ島では少しの実技で取得可能。日中のファンダイビングでは、実際にナイトロックスタンクを使用してのダイビングが可能です。 ・ ファンダイブ・パダンバイ2ダイブ + ナイトロックスSP:Rp 3,100,000 ・ ファンダイブ・ヌサペニダ3ダイブ + ナイトロックスSP:Rp 4,000,000  通常価格よりもRp 700,000もお得なパッケージになります。 また、ブルーシーズン・バリでエンリッチド・エアSPコースを取得すると、ナイトロックスタンクの使用が無期限で無料となります。(ヌサペニダでのダイビングのみ、ナイトロックスタンクの用意が予約当日可能の場合に限る)   【料金に含まれるもの】 エンリッチド・エアSPコース Eラーニング費用、日本人インストラクターによる講習、南部エリアホテル送迎、ランチ、ドリンク、施設使用料、大判ビーチタオル、ポーター代、タンク、ウエイト、ファンダイブガイド、保険、ダイビングレンタル器材   尚、このパッケージをお申し込みの方は、ご予約金としてRp 1,300,000のお支払いをご予約日より前にお願いしております。ご予約金のお支払いについては、日本の銀行での振り込み(日本円での金額はお申し込みの際にお知らせします)もしくは、PAYPALを利用してクレジットカードでのお支払いが可能です。ご予約金のお支払い後にキャンセルをご希望の場合は、こちらのご予約金のご返金は不可となりますので、ご了承願います。但し、Eラーニングは引き続き別のPADIのダイブセンターにてご使用可能です。 Eラーニングの手続きには、受講者のお名前(ローマ字)、生年月日(西暦)そして、Eメールアドレスが必要となりますので、ご予約の際はこちらの情報をお知らせください。     ぜひ、この機会にエンリッチド・エアSPコースにチャレンジして下さい。今後のダイビングに大きく役立つこと間違いなしです!! お問い合わせはこちらから!

Read More

23 Jun 技術はついても知識はつかない

 稀に見かけるオープンウォーターダイバーやPADIスキューバダイバーのライセンスのまま30mより深いダイブを含めて数百本潜っている人。 なぜか日本人ダイバー以外では見たことがない。海外のダイブセンターでは、ファンダイブの最大深度でもライセンスレベルに合わせているところが多くみられます。 ダイビング指導団体で決めているのは、各々のコースの最大深度です。 私設の指導団体には、コースではないファンダイブを規制する権限がありません。 国で定める道路交通法のように取り締まることはできないんです。 だから、団体としてではなく、ダイブセンターでの安全対策に委ねられているということです。(国によっては、国で定めた最大深度があるので確認しよう。) ライセンスレベルに合わせて最大深度を設定しているというのは、リスクを軽減してダイビングを楽しんでもらうための安全対策のためです。   では、ライセンスレベルが、初心者のままダイビングを重ねることは危険なのか?  それ自体は危険ではなく、むしろたくさん潜って上手くなってくれた方が望ましいですね。 経験を重ねることで技術は身についても知識は、ついていないはずです。 知識を理解してない人を深場や流れのきつい所に連れて行くことには、抵抗を感じます。 ガイドの立場から言えば、知らない家の小さな子共を遊園地につれていくようなもんです。   アドバンスまでは… PADIでは、安全にダイビングを楽しむ知識と経験を積んでもらうために各スペシャルティコースがあり、その最初の部分を5種類経験することで構成されたコースが、アドバンスド・オープンウォーターダイバーなのです。 PADIでは、この5種類のダイブに、ディープとナビゲーションを選択しなければいけないアドベンチャーダイブとして指導しています。 これは、この2つが最も身近なダイビングであり、知ることで事故を抑制するのに大きな影響があるからです。 何を知る必要があるのか? ディープ : 深いほど高い水圧の中で安全にダイビングをするための知識 ナビ : コンパスを使ってダイビングをリードする練習をします。 ここで文字だけで紹介するよりもコースを受けて、実際に経験することをお勧めします。 事故は、知らなかった、見てなかった、気がつかなかったという理由で起こることがほとんどです。 知ることで守れる安全があります。 安全を配慮している人ほどライセンスレベルが高い 全てのスポーツに共通するスキルアップと安全対策は、知識を付け、イメージトレーニングして、現場で生かすでわないでしょうか? 今さらとは思わずにアップグレードする講習を受けていただくことをお勧めいたします。

Read More

19 Jun 海の中で一番怖いものは?

海の中で何が一番怖いか? 危険生物… もちろんなのですが、基本的にそういう生き物がいるところで潜らないので気にする必要がないです。 紫外線… 確かに僕は、このおかげで白内障になりましたが、命を脅かすほどのものではないですし、日焼けからは、保護することができるし、気を付けることはあっても怖がる必要ないですね。 強風大波… そんな日は、ボートが出ないので、ダイバーは、怖がる前に中止になってしまう。 では何か?? それは、流れです! なぜ認識が低いのか? 流れのイメージは、穏やか 身近な水の流れというと川や流れるプールを連想して、穏やかなイメージに危険性を感じずらい。 でも、川をさかのぼれるほど人間は、泳ぎが堪能ではないですよね。 流れは、目に見えにくい 多少流されていてもそれを危険とは感じられない。 人の歩くスピードは、時速4~5kmだから、そのくらいのスピードで景色が流れていても精神的な恐怖は、感じないんじゃないかな? でも、このスピードで1時間流されると水平線を超えてしまうほどの距離なんですよ。 流れの向きは一定ではないし、流れの境も見えない 水面で見える水の動きで、ある程度その時の流れは確認できても、地形や潮の満ち引きによって、場所、時間で流れの向きが変わるときがある。 潜っている時間内ずっと同じ方向に同じスピードで流されるとは限らない。       そんなわけで、 今回紹介するスペシャルティコースは? ドリフトダイバー 流れている海の中でも安全にダイビングするテクニックを知っておくと余裕をもって楽しむことができます。安全にダイビングするためには、その危険性を知ったうえで、回避する方法を知っておくことが重要です。 ドリフトダイビングのいいところ ・ あまり泳がずに流れに乗って移動できる ・ 広い範囲を見ることができる ・ 流れのある場所を好む生き物が見られる ダイブサイトの上級者コース 上級ダイブサイトに位置付けられている場所の中には、流れが強いところが多くあります。 流れは、速いほどより高度な技術が必要になります。 他のスポーツに例えるなら、 スキー : コースと傾斜角度 サーフィン : 波の大きさと強さ 流れを見極めるには、長年の経験とその場所を熟知しなければならない超専門分野です。 そこを理解しておかないとどんなに経験豊富なダイバーでも、いつの間にか自分の限界を超える状況に陥ってしまう危険性があります。 誰もが自転車に乗っている時、下り坂では、より周りを確認しながらいつでもブレーキがかけられるように準備をしていると思います。ダイビングで流れに乗るときも同じように考えるると分かりやすいかもしれないですね。 と、いうわけで… ドリフトダイブで最も重要なルールは? ガイドの指示が確認できる位置とバディーシステム 安全にダイブするには、経験豊富なガイドの後ろについていつでも支持が確認できるようにすることが大事です。 一緒にダイビングしているチームが、小さくまとまっていないと、同じ流れに乗れずに位置を。 海の流れは、常に同じ速さおよび同じ方法ではありません。 ガイドの指示受けた時に早い対応を求められる可能性があります。 早い流れの場合、そういった緊張感が更に増すので、ガイドの指示を意識しながらダイビングする必要が強く求められます。 ...

Read More

06 Jun 正しい中性浮力とコントロール ③

中性浮力とコントロールの3話目。 フィンキックについて話します。 自転車操作に置き換えるとペダル操作と似ています。 足を使っているというだけでなく、速度しだいで、バランスが変わることやハンドル操作にも注意を払う必要が増えること。 これらの関係は、ダイビングによく似ています。 ここまで全体的にボリュームのあるブログになってしまったので、読むのがちょっと負担だったかもですが、理解して実行できるようになれば、 中性浮力の達人 = ダイビングの達人 = セーフダイビング(安全) 新しい技術を覚えると、達成感も満足度もますし、何よりもダイビングが、もっと楽しくなります。 ここでの考察トピックは、 ・ 中性浮力とフィンキック ・ 水平姿勢の維持とフィンの選び方 ・ キックの方法 なぜ、キックの方法が、中性浮力のテクニックにかかわってくるのか?  これまでの中でも話をしたとおり、中性浮力が取れていない人は、沈むまないようキックで深度維持します。そのため、常に体の向きが斜めで足が下がり気味になるのです。  中性浮力を取った後、この泳ぎ方のままだと、斜め上に向かって泳いでしまって行きたい方向に泳ぐことができません。つまり、 キックの力を泳ぎたい方向に向かって100%使っていません その分、多くキックしなければいけないので、エアーを多く消費したり、泳ぎが必要な時についていけなかったりします。 このタイプのダイバーによく見られるのは、 ・ 泳ぎやすいようにBCDに浮力を調整する ・ ホバリング時にBCDに空気を足し、泳ぎ始めるとBCDから空気を抜く ・ 水底に近づくと水底の構成物にフィンがよくあたる ・ 写真を撮るとき水底に着底してしまう ・ ブランクが長くなると中性浮力の取り方を忘れやすくなる 正しい姿勢を維持して泳ぐと水底の構成物や見たいものにより近づけるようになります。 水平姿勢の維持とフィンの選び方  人間は、二足歩行なので、動きたい方向に顔を向けます。 ところが、ダイビングをしている時の体の向きは、水平になっているはずです。 体を水平にして顔で前を向くと首がつらくて足が下がります。 顔は、斜め前に向けて、目で前を見るようにすると足を上げたまま姿勢制御しやすくなります。 胸を下に張り出すように意識すると水平になりやすいです。 しかし、使っている器材によって姿勢制御が難しくなる場合があります。 重たいフィン = 足が下がりやすい 浮力のあるブーツやウェットスーツ = 足が浮きやすい このバランスが悪いとキックしにくかったり、姿勢を制御しづらかったりします。 購入するときは、ウェットスーツの浮力とのバランスを考えて選ぶと自分に合ったフィンが見つかると思います。 キックの方法  水平姿勢を維持したままキックをするということは、中性浮力を維持し呼吸コントロールで深度維持、深度方向移動をしながら泳いでいるということです。 常に目に見える視標物や、深度計を使って確認します。 この状態を維持するためには、連続した細かいキックをしていると分かりづらくなります。  呼吸が上がらないように、ゆったりと落ち着いたキックをすることが大事です。 キック中に体を水平に伸ばしている時、一呼吸おいて中性浮力か確認をするよう心がけましょう。 落ち着いた楽なキックとは? キックダウンは、体の水平ラインよりも上部のみで行います。 もう片方の足は、そのためにバランス取りしているという感じです。 ですから、キックダウンし終わったとき、もう片方の足もバランスを取りながら、体の水平ラインに戻ってきます。 また、足を上げるストローク時に、体がぶれないようにもう片方の足がバランスを取ります。 こういうキックをすることで、中性浮力かどうか確認しやすくなるのです。 それでは、ここまで、中性浮力時のフィンキックの方法について話をしました。 次にダイビングに参加するとき、その時使う器材でバランスが取れているのか確認してみると、新しいことにかが付くかもです。 ...

Read More