14 Aug 写真が上手くなりたい!

最近潜ってました。 まあ、ダイバーだから当たり前なんだんだけど… 目の手術から2か月たったんで本格的に海に戻ったって感じです。 そんなわけで、先日トランベンにDUPの講習をしに行ってきました。 DUPとは、 Digital(デジタル) Underwater(アンダー) Photographer(フォトグラファー) の略です。 水中で写真を撮るテクニックを知るいい機会になるのですが、 陸で写真を撮るときにも使えるテクニックがあるので、結構タメになるコースだったりします。 自然環境にやさしくいい写真を撮れるようになってくれると嬉しいですね。       水中で写真を撮ると、光の色が吸収されてしまうので色がきれいに出ません。 海の色が青いのは、光が赤から徐々に吸収されて最後に残る色が青だからです。 それをどう補正して写真を撮るのか? パソコンに落としてからどう補正するのか? 他にも どうすればフォーカスを上手に合わせられるのか? 構図の取り方は? 魚を前から撮る方法は? などなど 疑問に思ている人も多いんじゃないかな? そういうテクニックが分かるようになると思います。 写真1:内臓ストロボ撮影 写真2:ストロボ無しオート撮影 写真3:マニュアルホワイトバランス撮影 上の3枚の写真は、色味が違うのが見えるんじゃないかな? ストロボ撮影が一番きれいなんだけど、コンディションや、撮りたい写真の雰囲気次第では、 ホワイトバランスを取ってストロボを使わない撮影方法もあるんですねぇ。 この講習を受けただけで急に完璧になるかというとそこは、練習を積み重ねる必要があるところです。 一度この講習を受けて、どんなカメラを買うといいのかアドバイスをもらって、自分のカメラを買って、講習で覚えたテクニックを使ってたくさん写真を撮ってほしいと思います。 写真を撮るのが上手くなると、前に行った場所にもう一度行って今度はもっといい写真を撮りたいって思ったりするもんです。 何よりももっとダイビングが面白くなります。 さあ、今年の夏は、カメラをもってダイビングする 記念の年にしよう!

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10 Jul ナイトロックス・スペシャルティ&ファンダイビングお得なパッケージ始めました!

ファンダイビングに、エンリッチド・エア・ナイトロックス・スペシャルティコースを追加したお得なパッケージです。 22%~40%のエンリッチド・エア(ナイトロックス)を使って、ダイビングテクニックをマスターします。充填の際にタンク内の窒素の割合を減らして、酸素の割合を増やしたタンクでダイビングすると、『減圧不要潜水時間』(ノンストップ・リミット)がグ~ンと長くなり、窒素にさらされる割合が少ないので減圧症のリスク軽減から医学界も推奨しています。   学科講習はEラーニングにて行うため、バリ島では少しの実技で取得可能。日中のファンダイビングでは、実際にナイトロックスタンクを使用してのダイビングが可能です。 ・ ファンダイブ・パダンバイ2ダイブ + ナイトロックスSP:Rp 3,100,000 ・ ファンダイブ・ヌサペニダ3ダイブ + ナイトロックスSP:Rp 4,000,000  通常価格よりもRp 700,000もお得なパッケージになります。 また、ブルーシーズン・バリでエンリッチド・エアSPコースを取得すると、ナイトロックスタンクの使用が無期限で無料となります。(ヌサペニダでのダイビングのみ、ナイトロックスタンクの用意が予約当日可能の場合に限る)   【料金に含まれるもの】 エンリッチド・エアSPコース Eラーニング費用、日本人インストラクターによる講習、南部エリアホテル送迎、ランチ、ドリンク、施設使用料、大判ビーチタオル、ポーター代、タンク、ウエイト、ファンダイブガイド、保険、ダイビングレンタル器材   尚、このパッケージをお申し込みの方は、ご予約金としてRp 1,300,000のお支払いをご予約日より前にお願いしております。ご予約金のお支払いについては、日本の銀行での振り込み(日本円での金額はお申し込みの際にお知らせします)もしくは、PAYPALを利用してクレジットカードでのお支払いが可能です。ご予約金のお支払い後にキャンセルをご希望の場合は、こちらのご予約金のご返金は不可となりますので、ご了承願います。但し、Eラーニングは引き続き別のPADIのダイブセンターにてご使用可能です。 Eラーニングの手続きには、受講者のお名前(ローマ字)、生年月日(西暦)そして、Eメールアドレスが必要となりますので、ご予約の際はこちらの情報をお知らせください。     ぜひ、この機会にエンリッチド・エアSPコースにチャレンジして下さい。今後のダイビングに大きく役立つこと間違いなしです!! お問い合わせはこちらから!

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23 Jun 技術はついても知識はつかない

 稀に見かけるオープンウォーターダイバーやPADIスキューバダイバーのライセンスのまま30mより深いダイブを含めて数百本潜っている人。 なぜか日本人ダイバー以外では見たことがない。海外のダイブセンターでは、ファンダイブの最大深度でもライセンスレベルに合わせているところが多くみられます。 ダイビング指導団体で決めているのは、各々のコースの最大深度です。 私設の指導団体には、コースではないファンダイブを規制する権限がありません。 国で定める道路交通法のように取り締まることはできないんです。 だから、団体としてではなく、ダイブセンターでの安全対策に委ねられているということです。(国によっては、国で定めた最大深度があるので確認しよう。) ライセンスレベルに合わせて最大深度を設定しているというのは、リスクを軽減してダイビングを楽しんでもらうための安全対策のためです。   では、ライセンスレベルが、初心者のままダイビングを重ねることは危険なのか?  それ自体は危険ではなく、むしろたくさん潜って上手くなってくれた方が望ましいですね。 経験を重ねることで技術は身についても知識は、ついていないはずです。 知識を理解してない人を深場や流れのきつい所に連れて行くことには、抵抗を感じます。 ガイドの立場から言えば、知らない家の小さな子共を遊園地につれていくようなもんです。   アドバンスまでは… PADIでは、安全にダイビングを楽しむ知識と経験を積んでもらうために各スペシャルティコースがあり、その最初の部分を5種類経験することで構成されたコースが、アドバンスド・オープンウォーターダイバーなのです。 PADIでは、この5種類のダイブに、ディープとナビゲーションを選択しなければいけないアドベンチャーダイブとして指導しています。 これは、この2つが最も身近なダイビングであり、知ることで事故を抑制するのに大きな影響があるからです。 何を知る必要があるのか? ディープ : 深いほど高い水圧の中で安全にダイビングをするための知識 ナビ : コンパスを使ってダイビングをリードする練習をします。 ここで文字だけで紹介するよりもコースを受けて、実際に経験することをお勧めします。 事故は、知らなかった、見てなかった、気がつかなかったという理由で起こることがほとんどです。 知ることで守れる安全があります。 安全を配慮している人ほどライセンスレベルが高い 全てのスポーツに共通するスキルアップと安全対策は、知識を付け、イメージトレーニングして、現場で生かすでわないでしょうか? 今さらとは思わずにアップグレードする講習を受けていただくことをお勧めいたします。

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19 Jun 海の中で一番怖いものは?

海の中で何が一番怖いか? 危険生物… もちろんなのですが、基本的にそういう生き物がいるところで潜らないので気にする必要がないです。 紫外線… 確かに僕は、このおかげで白内障になりましたが、命を脅かすほどのものではないですし、日焼けからは、保護することができるし、気を付けることはあっても怖がる必要ないですね。 強風大波… そんな日は、ボートが出ないので、ダイバーは、怖がる前に中止になってしまう。 では何か?? それは、流れです! なぜ認識が低いのか? 流れのイメージは、穏やか 身近な水の流れというと川や流れるプールを連想して、穏やかなイメージに危険性を感じずらい。 でも、川をさかのぼれるほど人間は、泳ぎが堪能ではないですよね。 流れは、目に見えにくい 多少流されていてもそれを危険とは感じられない。 人の歩くスピードは、時速4~5kmだから、そのくらいのスピードで景色が流れていても精神的な恐怖は、感じないんじゃないかな? でも、このスピードで1時間流されると水平線を超えてしまうほどの距離なんですよ。 流れの向きは一定ではないし、流れの境も見えない 水面で見える水の動きで、ある程度その時の流れは確認できても、地形や潮の満ち引きによって、場所、時間で流れの向きが変わるときがある。 潜っている時間内ずっと同じ方向に同じスピードで流されるとは限らない。       そんなわけで、 今回紹介するスペシャルティコースは? ドリフトダイバー 流れている海の中でも安全にダイビングするテクニックを知っておくと余裕をもって楽しむことができます。安全にダイビングするためには、その危険性を知ったうえで、回避する方法を知っておくことが重要です。 ドリフトダイビングのいいところ ・ あまり泳がずに流れに乗って移動できる ・ 広い範囲を見ることができる ・ 流れのある場所を好む生き物が見られる ダイブサイトの上級者コース 上級ダイブサイトに位置付けられている場所の中には、流れが強いところが多くあります。 流れは、速いほどより高度な技術が必要になります。 他のスポーツに例えるなら、 スキー : コースと傾斜角度 サーフィン : 波の大きさと強さ 流れを見極めるには、長年の経験とその場所を熟知しなければならない超専門分野です。 そこを理解しておかないとどんなに経験豊富なダイバーでも、いつの間にか自分の限界を超える状況に陥ってしまう危険性があります。 誰もが自転車に乗っている時、下り坂では、より周りを確認しながらいつでもブレーキがかけられるように準備をしていると思います。ダイビングで流れに乗るときも同じように考えるると分かりやすいかもしれないですね。 と、いうわけで… ドリフトダイブで最も重要なルールは? ガイドの指示が確認できる位置とバディーシステム 安全にダイブするには、経験豊富なガイドの後ろについていつでも支持が確認できるようにすることが大事です。 一緒にダイビングしているチームが、小さくまとまっていないと、同じ流れに乗れずに位置を。 海の流れは、常に同じ速さおよび同じ方法ではありません。 ガイドの指示受けた時に早い対応を求められる可能性があります。 早い流れの場合、そういった緊張感が更に増すので、ガイドの指示を意識しながらダイビングする必要が強く求められます。 ...

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06 Jun 正しい中性浮力とコントロール ③

中性浮力とコントロールの3話目。 フィンキックについて話します。 自転車操作に置き換えるとペダル操作と似ています。 足を使っているというだけでなく、速度しだいで、バランスが変わることやハンドル操作にも注意を払う必要が増えること。 これらの関係は、ダイビングによく似ています。 ここまで全体的にボリュームのあるブログになってしまったので、読むのがちょっと負担だったかもですが、理解して実行できるようになれば、 中性浮力の達人 = ダイビングの達人 = セーフダイビング(安全) 新しい技術を覚えると、達成感も満足度もますし、何よりもダイビングが、もっと楽しくなります。 ここでの考察トピックは、 ・ 中性浮力とフィンキック ・ 水平姿勢の維持とフィンの選び方 ・ キックの方法 なぜ、キックの方法が、中性浮力のテクニックにかかわってくるのか?  これまでの中でも話をしたとおり、中性浮力が取れていない人は、沈むまないようキックで深度維持します。そのため、常に体の向きが斜めで足が下がり気味になるのです。  中性浮力を取った後、この泳ぎ方のままだと、斜め上に向かって泳いでしまって行きたい方向に泳ぐことができません。つまり、 キックの力を泳ぎたい方向に向かって100%使っていません その分、多くキックしなければいけないので、エアーを多く消費したり、泳ぎが必要な時についていけなかったりします。 このタイプのダイバーによく見られるのは、 ・ 泳ぎやすいようにBCDに浮力を調整する ・ ホバリング時にBCDに空気を足し、泳ぎ始めるとBCDから空気を抜く ・ 水底に近づくと水底の構成物にフィンがよくあたる ・ 写真を撮るとき水底に着底してしまう ・ ブランクが長くなると中性浮力の取り方を忘れやすくなる 正しい姿勢を維持して泳ぐと水底の構成物や見たいものにより近づけるようになります。 水平姿勢の維持とフィンの選び方  人間は、二足歩行なので、動きたい方向に顔を向けます。 ところが、ダイビングをしている時の体の向きは、水平になっているはずです。 体を水平にして顔で前を向くと首がつらくて足が下がります。 顔は、斜め前に向けて、目で前を見るようにすると足を上げたまま姿勢制御しやすくなります。 胸を下に張り出すように意識すると水平になりやすいです。 しかし、使っている器材によって姿勢制御が難しくなる場合があります。 重たいフィン = 足が下がりやすい 浮力のあるブーツやウェットスーツ = 足が浮きやすい このバランスが悪いとキックしにくかったり、姿勢を制御しづらかったりします。 購入するときは、ウェットスーツの浮力とのバランスを考えて選ぶと自分に合ったフィンが見つかると思います。 キックの方法  水平姿勢を維持したままキックをするということは、中性浮力を維持し呼吸コントロールで深度維持、深度方向移動をしながら泳いでいるということです。 常に目に見える視標物や、深度計を使って確認します。 この状態を維持するためには、連続した細かいキックをしていると分かりづらくなります。  呼吸が上がらないように、ゆったりと落ち着いたキックをすることが大事です。 キック中に体を水平に伸ばしている時、一呼吸おいて中性浮力か確認をするよう心がけましょう。 落ち着いた楽なキックとは? キックダウンは、体の水平ラインよりも上部のみで行います。 もう片方の足は、そのためにバランス取りしているという感じです。 ですから、キックダウンし終わったとき、もう片方の足もバランスを取りながら、体の水平ラインに戻ってきます。 また、足を上げるストローク時に、体がぶれないようにもう片方の足がバランスを取ります。 こういうキックをすることで、中性浮力かどうか確認しやすくなるのです。 それでは、ここまで、中性浮力時のフィンキックの方法について話をしました。 次にダイビングに参加するとき、その時使う器材でバランスが取れているのか確認してみると、新しいことにかが付くかもです。 ...

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03 Jun AOW認定でーす♪

こんにちは、TOMOKOです。 本日、新たにアドバンスド・オープンウォーター・ダイバーが誕生しましたよ。 実は約2年前にOWを受けて頂いたリピーターさんでございます。 そして、日程上の都合で1日目にヌサペニダでダイビングをする事に…しかもOW6本。。。 ちょっと心配もしましたが全然余裕のダイビング! 多少エアは早かったですが、上手にホバリングしながら十二分にマンタ観賞できましたよ。 昨日はマンタ大当たりでした!!ブラックマンタも観れて大満足。 昨日の3本目は人生初となるカメ(タイマイ)を自ら発見してハンドシグナルで私に教えてくれましたww   今日はパダンバイで2ダイブ。 1本目のディープダイビングでは色の変化にビックリ! 流れが強く結構逆らって泳ぎましたが、ちゃんと付いて来てくれてタツノオトシゴも観れましたよ。 エア消費も改善して◎ 2本目のナビゲーションもバッチリで、OWの時も思っていましたが、ホント出来杉君です☆   2日間、お疲れ様でした&おめでとうございます!! そして、ご結婚もおめでとうございます!! また奥様も連れて潜りに来てくださいね♪   Tomoko Akashi PADI #263099 tomoko@blueseasonbali.com

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31 May レスキューダイバー・コース

こんにちは、お久しぶりです。TOMOKOです。 最近、私はIDCスタッフ・コースをYoshiさんから受講しており、なかなか忙しい日々を送っております。。。 働きながらなので、通常のインターンシップとは異なり、この後は数回に分けてIDCに出来る限り参加していく形になります。 基本的には候補生たちの評価をするのですが、これがなかなか難しく、悪戦苦闘しております。   そんなことは、さておき、、、 今日はレスキューダイバー・コースについて。 皆さん、レスキューダイバーになりたいと思いますか?なぜなりたいのでしょうか?? 大体は、ダイブマスターやマスタースクーバーダイバーになる為に必要だから。 とか ダイビングがもっと、もっと、うまくなりたいから。 だとか 自分の身を守る為。 なのですが、稀にアドバンスまで持っていてるけど、かなりの間ダイビングから離れていて、せっかくだから上級のコースを受けよう! という方や、 中性浮力やマスククリアなどの基礎的なスキルが身についてないまま、レスキューダイバー・コースを受けられる方もいらっしゃいます。 しかし、OWコースで習った基礎やAOWコースなどで習った事が、出来ない方に人を助けることは出来ませんよね。             ほとんどの他のダイブセンターでは2日間でこのコースを行いますが、ブルーシーズン・バリではEFRを除いたレスキューダイバー・コースを通常3日間で行う様に変更しました。 しかし、日本人は休暇が短いのでどうしても2日で!という方には2日間でお受けできますが、基本的なスキルは身についている事を前提条件となります。 もし、ダイビングが好きでうまくなりたいんだけど、自信がないんだよね。。。でも既にAOWまで持っているし、どうすればいいのか分からないよ。 という方には、ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー(中性浮力コントロール)スペシャルティ・コース、ファンダイブがてら海の浅場で重要スキルを行なってから潜りに行くリフレッシュ・コースやOW講習時に行なったスキルと知識をリフレッシュできるReActivate(スクーバリビュー・プログラム)がお勧めです。 詳しくは上記のリンクをご参照頂くか、弊社までお問い合わせください。 ブルーシーズン・バリでは、その他、各種PADIスペシャルティ・コースも取り揃えておりますよ。   ではでは、レスキューダイバー・コースの変更についてのお知らせでした♪ Tomoko Akashi PADI #263099 tomoko@blueseasonbali.com    

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30 May 正しい中性浮力とコントロール ②

今回は、その2。中性浮力について考えます。 前回にも言ったとおり、自転車に置き換えると… 中性浮力を取り方 ⇒ ハンドルの操作方法 自転車でも手放し運転することもできるけど、その分バランスやペダル操作に注意しなきゃいけないし、事故を起こす危険性が増しすことは、容易に想像できますよね。 中性浮力も同じでとらなくてもダイビングできてしまうんです。でもその分、呼吸とキックに負荷がかかるわけです。 事故を起こす危険性も減圧症になる危険性も増してしまうので、正しい中性浮力を身に着けるようにしましょう。 中性浮力をとるようになると以下のことができるようになります。 ・ 呼吸が楽になる。 ・ 体を動かさずに中水層に浮けるようになる。 ・ 空気の消費量が減る ・ 生き物や見たいものにより近づけるようになる ・ いい写真が撮れるようになる などなど、良いこといっぱい! 中性浮力を見極めるための考察トピックは、こちらです。 ・ 中性浮力とは? ・ 適正ウエイト ・ ダイビング中の浮力変化 ・ ダイブプラン 中性浮力とは、どのような状態か?  前回のブログの最後に書いた通り中性浮力とは、 深く行けば行くほど圧力の影響でウェットスーツの浮力が失われます。その分の浮力を浮力調整器具(BCD)で補った状態が、中性浮力です。 簡単に言うとこういうことです。 浮力 - 重さ = ゼロ(中性浮力) 浮力 : 体の浮力と浮力の影響を受ける器材(ウェットスーツなど)とBCDを使って補う浮力 重さ : 使っている器材とシリンダーの水中での重さを考慮したウェイト量  深度を維持するコントロール方法はあくまでも肺の浮力。深度が維持できるように呼吸コントロールします。ストレスのない楽な呼吸を続けられるようにBCDの浮力を調整しましょう。 ※注意 : 水中に浮いているときに足が動いている人は、動かさなくても深度を維持できるようにBCDに空気を入れて浮力に助けてもらいましょう。   適正ウェイト  適正ウェイトとは、水面でBCDの浮力がない時に中性浮力になるよう調整したウェイト量です。 つまり、浮力の影響を大きく受けるウェットスーツを使っていれば、その分多くウェイトが必要になります。 例えば: ウェットスーツの浮力が5kgで、海水の中で器材とシリンダーの重さが3kgある場合 5kg - (3kg+適正ウェイト量) = 適正ウェイト(中性浮力) 適正ウェイト量 = 2kg ここに、体の浮力を考慮に加えて適正ウェイトです。 体の大きさによって浮力には、個人差がありますので確認してみて下さい。 ※注意 : 必要なウェイト量よりも重ければ重いほど、BCDで浮力を補うための空気量が増えます。空気の体積は、水圧に対して反比例しますので、深度変化に伴いBCDの浮力変化も大きくなり、よりこまめにBCDの浮力をコントロールすることが必要になります。 ダイビング中の浮力変化 深度における浮力変化 ウェットスーツには、空気が多く含まれています。このため浅場ではより浮力が増し、深場では失われます。 ...

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23 May 正しい中性浮力とコントロール ①

今日は、中性浮力について書いてみようかな?   中性浮力を正しくできるようになると、最小の動きで水中活動ができるようになるので、エアーの消費も減りますし、楽しむ幅が、大きく広がります。 次に潜る時にもっと水中環境にも配慮あるダイビングをできるようになりますし、写真テクニックのレベルアップにも大きく影響してくるといいことづくし。   正しいテクニックを身に着け、安全にダイビングしましょう!       さて、ダイビングのテクニックは、中性浮力をマスターすることが一番難しい。 その中性浮力をマスターする順番は、以下の通りです。       1.呼吸方法 2.中性浮力の取り方 3.フィンキックの方法       1~3は、密接に関係しています。 自転車に乗ることに例えるなら…   呼吸方法       ⇒ バランスのとり方 中性浮力の取り方 ⇒ ハンドルの操作方法 フィンキックの方法 ⇒ ペダルの漕ぎ方       自転車では、この3つを同時にできないと乗れないですよね。 ダイビングでも、正しい方法は、この3つがバランスよく同時にできているのです。 できてなくても水に飛び込むことはできてしまいますし、フィンで頑張ってキックしていれば前に進みます。だから、間違いに気づきにくかったり、間違ったままかなりの回数潜っている人なんかもいたりするんですよ。       でわ、呼吸方法について細かくみていきましょう。 呼吸は、2段階で体に覚えさせます。   ステップ1 ...

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30 Nov レスキュー・ダイバーが誕生しました!

こんにちは、TOMOKOです。 昨日、2名のレスキューダイバーが誕生しましたよ。 お2人ともよくがんばって頂きました! 学科試験に受かる気がしないと言われた時は、どーしよぉ~と思いましたが。 しっかり、ばっちり1回でちゃんと受かってよかったですね!! おめでとうございましたっ! そして、今回はインストラクター・インターンのニックも2日間、 まるっと一緒に講習を行いましたよ。 誰かが事故者役をやったりするので、 みんなでワイワイと行うレスキューコースは楽しいですっ! レスキュー・ダイバー・コースはダイビング中に発生した問題にすぐ対処できる知識を備え、トラブルを未然に防ぐ方法を学びます。トラブルを予防できるダイバーになるプログラム・コースです。 レスキューダイバーになるためには、エマージェンシー・ファースト・レスポンス(日常での緊急時における救急法を身につけるコース)、または、他団体の同等の資格が必要となります。 弊社ではレスキュー・ダイバーコースのみだと通常2日間で行いますが、体力的に結構ハードです。 事前学習はもちろん、こちらへお越し頂いてからも緊急行動計画の作成という宿題もあります。50問の学科試験もあり75%以上で合格となります。詳しくはウェブサイトのレスキュー・ダイバーコースのページの学習内容をご覧下さい。 とてもやりがいのあるコースですが、とても疲れる事が予測されますので体調万全でお越し頂き、 コース中はよく食べて、よく睡眠を取られる事を強くお勧めします。 基本的に他人を助ける方法を学びますので、陸でも水中でも自分の事がしっかり出来ていないと 他の人をケアすることは難しいですからね~。 ではでは! Tomoko Akashi PADI #263099 tomoko@blueseasonbali.com

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