ブログ

10 Jul ゴマモンアタック!

ダイバーを脅かす危険生物の中でもっとも有名な生き物の一つに   ゴマモンガラ   って生き物がいるんだ。 大きい奴になると70cmくらいになる。 海の中で見る70cmは、勝てないかもって思えるくらいの迫力! めっちゃ怖い。           見てこの目ぇ!   めっちゃギョロギョロしてダイバー見てるし、この写真のはちょっとお腹大きくなっているんで、こういうときが一番注意だったりする。     しかし、この魚、常に怖いわけではない。 毎年、産卵期に入るとテリトリーを確保するために、卵を守るために狂暴化する。   NHKで子を守る親の愛って紹介されているプログラムを見たことがある。 アタックされないように少し離れたところから見守ってあげたい。 そんな風に思ってダイビングしましょう!     バリでは、例年なら12月から1月の間。 でも、エルニーニョだった去年は、10月くらいからアタックされる人が出てきた。 ダイビングに行くときは、現地情報を確認して、ゴマモンガラに近づくのは控えましょう! やつらのテリトリーは、     回避テクニック 水底から水面に向かってすり鉢状に広がっているので上部に逃げるとどこまでも追われてしまうし、浮上速度を超えるかもしれないのでやめましょう。真横よりも深場に逃げる方が、テリトリーから出やすいとされています。 後ろ向きに泳ぎながら、かまれないようにフィンで威嚇しながら逃げましょう!       基本的には、産卵直前は、結構長い距離を追っかけられるようになり、産卵すると卵から遠くに離れなくなるため、追っかける距離が短くなり、卵が孵化するとおとなしくなります。   これは、他のカワハギの仲間にも見られる行動で、小型のツマジロモンガラでも果敢にダイバーに攻撃してくるんです。 ...

Read More

07 Jul 今年の夏もいい思い出になりますように!

日本では、だんだん気温が上がって来て海の季節が近づいてきました。 それに伴いどうしても起こってしまう海難事故。 ダイビングでも気を付けなければいけないです。 ダイビングの事故のほとんどは、ダイバー自身が間違いを犯して起こります。 基本的に車と同じように考えていただければいいです。 ”ガイドがいるから大丈夫でしょ!” と考えている人は、危ないので注意です。 車でいえば、カーナビ付いているから大丈夫と言っているのと同じです。 道案内をしてくれますし、渋滞情報なんかも見れますよね。 だからと言って、事故を起こしてしまうかどうかは、ドライバー本人のスキルと注意力が不可欠な要素です。   ダイビングも一緒です。 ダイビングは、絶対に安全とは言えない危険分野があり、それを理解して行う必要があります。 ガイドは、現地情報をもとに安全なポイント、その日の流れやコンディション、見られる生き物などという情報を提供しています。 でも、自分の目で見た時に、自分のスキルと照らし合わせて、潜れるかどうかを最終的に決めるのは、ダイバー本人です。 ダイバー個人の安全を守るのは、ダイバー本人です。 もし、参加したダイビングツアーで、コンディションを見て怖いと感じたら、”已める”勇気を持ってください。 以前読んだダイビング事故のレポートの中に、こんなものがありました。 ”ガイド1名、ゲスト8名、透視度5m、潮流1ノット(1,852km/h) ボートからエントリーののちボートを係留しているブイまで泳いでから全員で潜行予定だったが、誰もブイまでたどり着けなかった。 それを見てガイドが、少し潜行して水中からブイへ泳ぐよう指示を出したが、全員そのまま潜行。 10分後エキジットして事故者がいないことに気が付く。” こういった状況では、ダイブセンター側の過失が多く認められます。 安全管理上かなり問題があるからです。 ダイブセンターとしてこういうオペレーションをするところは、大問題です。 しかしどうでしょう? ゲストダイバーの皆さんは、この状況下で潜行すべきだったでしょうか? ロストした時点でダイビングを中断して水面に上がる行動を起こしていたでしょうか?(潜行した瞬間からロストしていると思いますけど) ダイバー自身が、ガイドに依存し過ぎず安全管理することができていれば、事故にはならなかったかもしれません。   プロダイバー、ガイドと言っても、成りたての経験の浅い人もいれば、非常勤で夏だけ手伝っている人もいるし、冬場にほとんど潜ってなくて勘が鈍っている人だっているわけです。 そういったガイドは、案内はできても危機管理は十分できないことがあると思います。 だから、 最後に安全を選ぶのは、ダイバー本人なんです。 この夏、安全安心のダイビングを心がけ、 事故に会いませんようお願いいたします。 皆様にとって、よい夏の思い出になりますように!

Read More

06 Jul 新しいスタッフを紹介します!

なおこが、 ブルーシーズン・バリで働くことになりました。         現在は、トレーニング中でコントラクトは、8月からです。 彼女は、日本に住んだことがない日本人。 日本語を話しますが、敬語には自信がないそうです。           なおこは、2017年2月からダイブマスターのインターンを受けブルーシーズン・バリやってきました。 僕が、まだインターンマネージャーをしていた頃、なおこにとっての最初の2週間、一緒に潜らせていただきました。 彼女は、メキメキ上達してゆき、あっという間にダイブマスター!     来たばかりの時は、まだ若干立ち泳ぎだったあの子がこんなに成長して… うっうっうっ(泣) お父ちゃんうれしいぞぉ!って…ちょっとだけ思ったりして…           その後、インストラクターコースに参加することになり、 先月6月に見事合格!           すっかりブルーシーズン・バリっ子の”なおこ”ともども 今後ともよろしくお願いいたします。    

Read More

05 Jul おはようございます!

最近、朝起きてから、仕事に行くまで散歩するようにしてます。 日本で働いていた時なら、通勤時間に費やさなければいけない朝の時間を散歩に充てられるのは、恵まれた環境だと思う。     サヌールは、バリ島の東海岸沿いの町だから、水平線から上がる日の出が見られるんです。               今日の日の出は、6時25分でした。 出始めてから、完全に太陽が出るまで2分もかからない。 かなり早いですよね。 こんな速さで、地球は回っているんだ… と、実感させられる。   水平線から出てきた太陽は、その上の雲に吸い込まれて見えなくなった。 帯状に浮かぶ雲の上端が、太陽に照らされて光っている。   雲からまた、太陽が顔を出すまでの間に、 色々、構図を変えてサヌールの朝の風景を撮ってみた。                 結構、日の出の写真を撮りに来てる人っているんで、その方も風景の一つとして隠し撮り。 雲のかかり方や、その日の空気で、写真の雰囲気が変わるのは面白い。   今日は、また、一段と気持ちのいい朝でした。 また、撮りに来よう。

Read More

03 Jul ダイビングを仕事にする

ダイビングインストラクターにあこがれる人って結構います。 その思いに国境はなく、 『世界は海でつながっている』 って感じです。   始めてダイビングすると感じられるのは、 まったく違う世界 自然が近い 綺麗 生命の神秘 癒し 喜び 他の何をしているよりも明らかな違い感じられる 喜びと笑顔にあふれたアクティビティ。 もっと潜りたい! 客としてダイビングを続けるとかなりの金額がかかりすぎる! ずっとこんな生活ができたら幸せだなぁ! 仕事しながらダイビングできちゃうなんて最高! あこがれの海外生活ができる! そんな思い持った時に時間とお金があったら… 僕は、日本での仕事を辞めて長期旅行中にダイビングと出会いインストラクターまでストレート。 まさに丁度その時、時間とインストラクターになるには十分のお金があったんです。 これを仕事にするのは、メチャクチャ簡単です! PADIが最初にそのレールを敷いたダイビング団体として有名です。 インストラクターになるには、 オープンウォーターダイバー   ↓↓↓ アドバンスドオープンウォーターダイバー   ↓↓↓ レスキュー&EFR   ↓↓↓ ダイブマスター   ↓↓↓ インストラクター なんとたったの5ステップしかないんです。 期間は、最短でオープンウォーターのライセンスを取ってから6か月 しかも意外と人材募集もしていて仕事を見つけるうえでは、困らないんです。 実際、僕もこれまでこの業界に入ってから何度も場所と会社を変えましたが、その都度履歴書を送るとすぐに決まるという感じでした。 ただし、ダイビング団体によっては、よくわかりません。 世界トップシェアのPADIインストラクターだったからという恩恵は、大きくあると思います。   ...

Read More

02 Jul レバラン休暇♪

こんにちはTOMOKOです。 インドネシアでは毎年イスラム教徒の断食月(ラマダン)が1ヶ月間あります。 今年は5月27日から始まり、6月24日まででした。 その後レバランといって断食明け大祭があり、お盆と暮れとお正月が一緒に来たような感じになり 一般企業も1週間から10日程お休みになります。 で、今年はジャカルタに駐在されている方々にたくさんお越し頂きました。 皆さんコースを受けて頂いて、ブルーシーズン・バリは大盛況のレバラン休みとなりましたよ! そろそろ休暇も終わりかと思いますが、がんばってお仕事して、またバリ島でダイビングしましょう☆ 皆様、おめでとうございました!! またのお越しをスタッフ一同、お待ちしております! Tomoko Akashi PADI #263099 tomoko@blueseasonbali.com

Read More

01 Jul ダイブセンターの周り、花がいっぱい咲いてます。

最近、歩いているといろんなところに花が咲いているのが目ちます。 家の周りに咲いている花、 結構綺麗だから、思わず写真撮って名前調べちゃいました。       ・ フランジパニ 僕には、この花が、一番バリって感じがするんだけど…皆さんは、どうかな?       ・ ハイビスカス ハワイのイメージ強すぎですが、バリにもいっぱい咲いてます。       ・ ヘリコニア バリでよく見る花の一つですね。 大型の壺に活けたくなる花です。       ・ ブーゲンビリア ブーゲンビリアと聞く度に”たまの歌(さよなら人類)”を思い出す。 ブーゲンビリアの木の下で~♪僕はあの子を探すけどぉ~♪       ・ ソカ アジサイみたいだけど、違うらしい。でも、アジサイの景色が懐かしくなるなぁ。       ・ アデニウム バリを代表する花の一つだそうです。     花の写真撮るの面白い。 綺麗だし、枝っぷりのいいやつとか見つけるとちょっと嬉しい。 構図とるにもちょっとアングル変えただけで、かなり表情が変わって面白い。   ...

Read More

30 Jun バリのクマノミたち

クマノミの仲間を全部ニモって呼ぶダイバーがいますが、実は、クマノミの種類は、世界で2属28種が存在するそうです。 魚を見分けられれば、潜る場所で見られる生き物の違いを楽しむことができます。 ってなわけで、今日お勧めは、魚の見分け方スペシャルティだよっと!   バリには、いろんな種類のクマノミが見られるんだけど、何種類見たことがありますか?   僕が知る限り8種類見られます。 今回は、写真と名前を紹介。     カクレクマノミ 間違えてニモと紹介されたこともあるのですが、ニモのモデルは、クラウンアネモネフィッシュ。 すごく似ているけど別の種類です。       クマノミ 元祖クマノミなんだけど、こいつに似た種類の別種が、世界のいろんなところにいるだよねぇ。         レッド&ブラックアネモネフィッシュ ハマクマノミに似ているけどハマクマノミじゃない。         セバエアネモネフィッシュ トウアカクマノミに似ているけどトウアカクマノミじゃない。         ハナビラクマノミ 綺麗なピンク色に細い白線が、背中と目の後ろ         セジロクマノミ ...

Read More

23 Jun 技術はついても知識はつかない

 稀に見かけるオープンウォーターダイバーやPADIスキューバダイバーのライセンスのまま30mより深いダイブを含めて数百本潜っている人。 なぜか日本人ダイバー以外では見たことがない。海外のダイブセンターでは、ファンダイブの最大深度でもライセンスレベルに合わせているところが多くみられます。 ダイビング指導団体で決めているのは、各々のコースの最大深度です。 私設の指導団体には、コースではないファンダイブを規制する権限がありません。 国で定める道路交通法のように取り締まることはできないんです。 だから、団体としてではなく、ダイブセンターでの安全対策に委ねられているということです。(国によっては、国で定めた最大深度があるので確認しよう。) ライセンスレベルに合わせて最大深度を設定しているというのは、リスクを軽減してダイビングを楽しんでもらうための安全対策のためです。   では、ライセンスレベルが、初心者のままダイビングを重ねることは危険なのか?  それ自体は危険ではなく、むしろたくさん潜って上手くなってくれた方が望ましいですね。 経験を重ねることで技術は身についても知識は、ついていないはずです。 知識を理解してない人を深場や流れのきつい所に連れて行くことには、抵抗を感じます。 ガイドの立場から言えば、知らない家の小さな子共を遊園地につれていくようなもんです。   アドバンスまでは… PADIでは、安全にダイビングを楽しむ知識と経験を積んでもらうために各スペシャルティコースがあり、その最初の部分を5種類経験することで構成されたコースが、アドバンスド・オープンウォーターダイバーなのです。 PADIでは、この5種類のダイブに、ディープとナビゲーションを選択しなければいけないアドベンチャーダイブとして指導しています。 これは、この2つが最も身近なダイビングであり、知ることで事故を抑制するのに大きな影響があるからです。 何を知る必要があるのか? ディープ : 深いほど高い水圧の中で安全にダイビングをするための知識 ナビ : コンパスを使ってダイビングをリードする練習をします。 ここで文字だけで紹介するよりもコースを受けて、実際に経験することをお勧めします。 事故は、知らなかった、見てなかった、気がつかなかったという理由で起こることがほとんどです。 知ることで守れる安全があります。 安全を配慮している人ほどライセンスレベルが高い 全てのスポーツに共通するスキルアップと安全対策は、知識を付け、イメージトレーニングして、現場で生かすでわないでしょうか? 今さらとは思わずにアップグレードする講習を受けていただくことをお勧めいたします。

Read More

19 Jun 海の中で一番怖いものは?

海の中で何が一番怖いか? 危険生物… もちろんなのですが、基本的にそういう生き物がいるところで潜らないので気にする必要がないです。 紫外線… 確かに僕は、このおかげで白内障になりましたが、命を脅かすほどのものではないですし、日焼けからは、保護することができるし、気を付けることはあっても怖がる必要ないですね。 強風大波… そんな日は、ボートが出ないので、ダイバーは、怖がる前に中止になってしまう。 では何か?? それは、流れです! なぜ認識が低いのか? 流れのイメージは、穏やか 身近な水の流れというと川や流れるプールを連想して、穏やかなイメージに危険性を感じずらい。 でも、川をさかのぼれるほど人間は、泳ぎが堪能ではないですよね。 流れは、目に見えにくい 多少流されていてもそれを危険とは感じられない。 人の歩くスピードは、時速4~5kmだから、そのくらいのスピードで景色が流れていても精神的な恐怖は、感じないんじゃないかな? でも、このスピードで1時間流されると水平線を超えてしまうほどの距離なんですよ。 流れの向きは一定ではないし、流れの境も見えない 水面で見える水の動きで、ある程度その時の流れは確認できても、地形や潮の満ち引きによって、場所、時間で流れの向きが変わるときがある。 潜っている時間内ずっと同じ方向に同じスピードで流されるとは限らない。       そんなわけで、 今回紹介するスペシャルティコースは? ドリフトダイバー 流れている海の中でも安全にダイビングするテクニックを知っておくと余裕をもって楽しむことができます。安全にダイビングするためには、その危険性を知ったうえで、回避する方法を知っておくことが重要です。 ドリフトダイビングのいいところ ・ あまり泳がずに流れに乗って移動できる ・ 広い範囲を見ることができる ・ 流れのある場所を好む生き物が見られる ダイブサイトの上級者コース 上級ダイブサイトに位置付けられている場所の中には、流れが強いところが多くあります。 流れは、速いほどより高度な技術が必要になります。 他のスポーツに例えるなら、 スキー : コースと傾斜角度 サーフィン : 波の大きさと強さ 流れを見極めるには、長年の経験とその場所を熟知しなければならない超専門分野です。 そこを理解しておかないとどんなに経験豊富なダイバーでも、いつの間にか自分の限界を超える状況に陥ってしまう危険性があります。 誰もが自転車に乗っている時、下り坂では、より周りを確認しながらいつでもブレーキがかけられるように準備をしていると思います。ダイビングで流れに乗るときも同じように考えるると分かりやすいかもしれないですね。 と、いうわけで… ドリフトダイブで最も重要なルールは? ガイドの指示が確認できる位置とバディーシステム 安全にダイブするには、経験豊富なガイドの後ろについていつでも支持が確認できるようにすることが大事です。 一緒にダイビングしているチームが、小さくまとまっていないと、同じ流れに乗れずに位置を。 海の流れは、常に同じ速さおよび同じ方法ではありません。 ガイドの指示受けた時に早い対応を求められる可能性があります。 早い流れの場合、そういった緊張感が更に増すので、ガイドの指示を意識しながらダイビングする必要が強く求められます。 ...

Read More